企業買収の評価
企業買収についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
企業買収の感想
そんなふうに、企業は買収されていくのね・・・
現実に、「企業買収」という衝撃的な言い回しはしないまでも、傘下だの、業務資本提携だのややソフトな言い方で、現在行われていますよね。こんなことを書いている私自身、いま勤めている会社がこんなことになったらどうしよう、というか現在起こりつつある、私自身のリアルに照らし合わせながら、ずんずん読み進めました。買取側の企業は、買い取られる側の付加価値や不動産価値を含め、すべてを値踏みしてきます。そういうとき、買い取られる側は、惨めだと思う人もいればラッキー!と思う人、必ず社内で2極化します。ただ、不動産の資産価値や企業としての付加価値、機械的な判断だけで値踏みされているのではなく、人が積み上げてきた目に見えない価値をこの本では表現されているように思います。