笑う大天使(ミカエル)の評価
笑う大天使(ミカエル)についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
笑う大天使(ミカエル)の感想
原作無視の実写化はやめてほしい
「笑う大天使(ミカエル)」を視聴した感想です。久しぶりに観てはいけないものを観てしまったような気持ちになりました。これは酷い。相当酷いです。漫画原作の映画の実写化は、ひどいひどいと言われがちですが、これは…。恐らく一番酷いんじゃないですかね。原作の改悪に次ぐ改悪。原作へのリスペクトが微塵も感じられない作品でした。どうしてこうなったのか…。この作品は、白泉社の人気漫画家、川原泉さんの同名のマンガを実写化したものです。私もこの作品だけでなく、ほぼ全ての単行本を集めるほどの川原泉先生のファンです。川原先生といえば、一見して正統派の少女マンガのような絵柄ながら、少女マンガらしからぬ設定や独特のノリで長く読者に愛されています。また、文学を感じさせるような台詞回しや、博学なキャラクターから、ファンの間では「教授」の愛称で親しまれています。この「笑う大天使」はそんな川原教授の最高傑作なのではないか、と...この感想を読む