少年探偵Qのあらすじ・作品解説
少年探偵Qの原作は円陣、作画はしんがぎんで、週刊少年ジャンプに1998年の11号から26号まで連載された推理漫画である。あらすじとしては少年探偵Qというドラマで主役を務める子役タレントの英久太がスタジオで起こる難事件を解決していくものである。これだけの説明だとシリアスな推理漫画をイメージするが、ストーリー、トリック、推理などどこを見てもツッコミ所満載のギャグ漫画である。例えば、読書には想像出来ない絵画の裏に犯人の名前があったり、犯行シーンの犯人の後ろ姿が容疑者のものであったり、前後編の後編にやっと推理できるネタがでてきたりして読書に推理させないストーリーだったりする。 単行本が2冊創刊されており、その中にこの漫画を象徴するエピソードとして伝説となっていることがある。それはおまけの漫画にしんがぎんがいくらなんでもこれはムリがあるのではというセリフを残しており、この一言がこの漫画の全てを物語っている。