セーラー服と機関銃のあらすじ・作品解説
1981年に公開された日本映画で、赤川次郎の同名長編小説の映画化作品。「野生の証明」「ねらわれた学園」の薬師丸ひろ子が主役の星泉を演じ、彼女が歌った主題歌もベストセラーとなる。「犬神家の一族」「人間の証明」の角川春樹が製作、興行収入47億円の大ヒットとなった。監督は「太陽を盗んだ男」「ションベンライダー」の相米慎二。 女子高生星泉は、父を交通事故で失い天涯孤独となるが、謎のフーテン女マユミが現れ同居することとなる。続いて黒服の男が、突然数人の手下と共に彼女の学校に現れ「目高組の跡目を継いでほしい」と懇願される。聞けばその組は黒服の男佐久間と3人の子分だけの弱小で、親分の遺言により見つけた跡継ぎが彼女の父であったと言う。しぶしぶ承諾した泉は、ヤクザの抗争に巻き込まれ…。 佐久間を渡瀬恒彦、マユミを風祭ゆき、目高組政を大門正明、ヒコを林家しん平、明を酒井敏也、ヤクザの大親分”太っちょ”を三國連太郎が演じた。他に柳沢慎吾、柄本明、北村和夫、寺田農など。風鈴屋役で角川春樹が出演している。
