オースティン・パワーズの感想一覧
映画「オースティン・パワーズ」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
あとひく映画!
とにかくお下品で、おバカな映画。世界征服を企むドクター・イーブルと、モテモテスパイのオースティンの対決映画。過去のスパイ映画のパロディと思われる場面が多々あり、それらを知っているともっと楽しめるのでしょうが、知らなくても楽しめます。ベルベットのスーツにひらひらシャツのオヤジスパイ。キャラが濃すぎて、スパイには絶対不向きです。だって、一度見たら、忘れたくても忘れられないです。おかげで、DVD購入しちゃいました。危うく、フィギュアも購入するところでした。インパクト的には、「バカ殿」のような感じでしょうか。お決まりのおバカな感じが、クセになります。
内容はかなりコミカルです。
内容はかなりコミカルでポップです。冷凍保存されてしまい、そのまま何年か眠ります、その後枯れは目が冷めましがかなり頭もボケてしまっていました。美女が出てきてかなり魅力満載な作品です。プロヂューサーにデミ・ムーアが参加しています。主演の彼は全て制作に携わっています。コーディネートも兼ねているので、どうりですごく楽しいというか、馬鹿な作品になったんですね。見ていて笑いの連続です。かなり服装がおもしろ、ひとつの見所になっています。変なファッションですが、おしゃれに見える。コメディとしては名作ですね。見ている人はもう一度見ても笑えるし見てない人は見ることをおすすめします。
笑える下品なスパイ映画
大ヒットしたマイク・マイヤーズの「オースティン・パワーズ」シリーズの第一作。全編にわたって昔のスパイ映画のオマージュとパロディーが満載で、昔の映画を知っていると、さらに笑えます。美女とスパイの下品なお馬鹿コメディーなんですが、60年代のダサいノリを今に再現するというのがポイントで視覚効果なども当時の雰囲気を出していると思います。ただ、それだけでは無く主人公の伝説のモテモテスパイのオースティンは、悪役を追って1960年代に冷凍保存されるのですが目覚めた1990年代との間に生じたカルチャーギャップが一つのポイントでもあります。ともあれ、週末などに何も考えずに笑って観るには最適な映画だと思います。
歌って踊れるスパイ参上!
クインシー・ジョーンズの「ソウル・ボサ・ノヴァ」に乗せてマイク・マイヤーズが妙なステップのダンスを繰り広げる映画です。話の筋は…あるけど、知ってても知らなくてもいいのではないか、という気がします。内容のほとんどが007シリーズへのリスペクト(っつうかまあ、パロディなんですが)ですが、単に「ヘン」と思っても、それはそれでいいのでは…シリーズで都合3本作られていますが、1作目のコレがもっともテンポがよく、ヒロインが美人で思い切りがよく(エリザベス・ハーレー、かなりはっちゃけてます)、脈絡がなく(ほめてます)、意味がない(ほめてます)のでオススメです。最終的にはマイク・マイヤーズを好きになれるかどうか、がこの映画を正視できるかどうかの分かれ道になるでしょう。