レッド・ブロンクスのあらすじ・作品解説
レッド・ブロンクス(原題:紅番區 英語題:Rumble in The Bronx)は1995年に公開されたジャッキー・チェン主演のアクション映画である。 この作品はジャッキー自身が3度目のハリウッド進出を視野に製作されたため、香港映画史上最高額となる1億HKドル(約14億円)を制作費に投じた他、香港映画の興行記録(それまでは「ゴッド・ギャンブラー 完結編」が香港映画の最高記録)も更新している。 1996年に全米公開の際、アジア映画で初の全米興行収入初登場1位を成し遂げた作品としても非常に有名である。 当時国際的モデルとして活動していたフランソワーズ・イップがヒロイン役として映画初出演している他、「香港国際警察」シリーズなどジャッキー作品の常連であったトン・ピョウ(2006年永眠)も主人公の叔父役で出演している。 この作品は香港の刑事クーンが休暇でニューヨークのブロンクスを訪れた際不良グループとの戦い、車椅子の少年との交流、さらには暗黒街のボスとの対決などアクション満載の内容である。