がんばれ!キッカーズのあらすじ・作品解説
がんばれ!キッカーズはコロコロコミックで1984年に連載開始された、ながいのりあきのサッカー漫画である。単行本は全20巻刊行された。 小学4年生の主人公、大地翔はサッカーが大好きな男の子である。転校を経て、新しい小学校で入部しようとしたサッカー部「北原キッカーズ」は非常に弱いチームであったため部員は皆サッカーに対する情熱も忘れ完全にやる気を失っていた。翔は初めてキッカーズを見た時、部員達のあまりのやる気のなさに言葉を失う。 そんなキッカーズが翔の明るさやサッカーに対する熱意を受けて次第に変わってゆく。やる気を失っていたキャプテンの本郷勝も、翔に次第に心を開き、部員全体が翔のおかげでサッカーに対する情熱を思い出す。ライバル数チームの登場し、友情、チームメイトとしての結束など、キッカーズの選手達がサッカーを通して心身ともに成長していく物語りである。 1986年に第32回小学館漫画賞を受賞し、同年にテレビアニメ化された。