映画に毛が3本！のあらすじ・作品解説
映画に毛が３本！は、月刊アフタヌーン掲載の原作黒田硫黄が描いた映画評論コラム漫画である。黒田硫黄自身、2002年に『セクシーボイスアンドロボ』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞し、『茄子アンダルシアの夏』はアニメ映画化された。 作品の構成は、1作品に対して2ページ割き、1ページ内に漫画と短表文で独自の映画の感想を述べている。漫画で紹介された映画は、掲載するタイミングで上映されている新作が対象になっている。最初は講談社のヤングマガジンアッパーズに連載、榎本俊二の『映画でにぎりっ屁！』と1話ずつ交代で掲載された。1998年の創刊から2004年の休刊まで連載の後に、2012年7月より月刊アフタヌーンに移転、2003年には映画評論本として単行本化された。ただし単行本未収録作品も存在する。 ちなみに短編作品『毎月映画を観てマンガを描いた』は、一部この漫画作品のアッパーズ連載時のことを語った外伝になっている。
