DD北斗之拳のあらすじ・作品解説
「DD北斗之拳」は、関西テレビなどで2011年1月11日から同年4月5日の期間に放映されていたテレビアニメである。 本作は、徳間書店の「月刊コミックゼノン」で2010年から連載が開始されたカジオの漫画作品を原作にしており、同原作は武論尊と原哲夫による人気漫画「北斗の拳」をベースにしたギャグ漫画作品となっている。 もしも199X年に世界が核の炎に包まれていなかったら、北斗の拳の登場人物はどんな生活を送るだのろうか?というコンセプトのもとに、21世紀の東京・吉祥寺で暮らすケンシロウたちの姿をFlashアニメによって表現した本作は、最強の暗殺拳「北斗神拳」を活用する機会などあるはずもなく、ケンシロウはただのフリーターだったり、ラオウは工事現場で真面目に働いていたりと、実に平和な毎日が続く世界になっており、そんな日常の中で、彼らが不器用ながらも自分の生き様を模索する様子をコミカルに描いていたことによって、とりわけ原作を知らない低年齢層から大きく支持されるという結果を見せていた。