ドグラ・マグラのあらすじ・作品解説
ドグラ・マグラドグラ・マグラは2010年に映像クリエイター奇志戒聖が脚本・監督を担当した3ＤCGアニメーション作品である。2012年にDVD化されている。 原作は夢野久作が1935年に発表した日本三大奇書の１つと言われる同名作品で実写版映画化や漫画化、舞台化にもなっている。「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす」と言われている本としても有名である。 原作は精神病院で目覚めた記憶喪失の青年が若林鏡太郎と名乗る人物から治療を受けるが、自分が何者であるのかわからなくなってしまい、救いようのない迷路にはまってしまうという内容である。このアニメーション作品の中では宇宙船が舞台になっているSFパニックものとなっていて、宇宙船の唯一の生き残りの男の記憶を呼び覚まそうとする過程で恐ろしい真実がわかってくる、という設定になっている。 CG作品でありながら全編ノスタルジックな雰囲気となっているのが特徴である。
