イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密の評価
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密の感想
天才数学者の悲しい半生
ディカプリオが良かった第二次世界大戦下でナチスドイツ軍が使用していた世紀の暗号製作マシーン「エニグマ」は、毎日(のちに数時間おきに)設定を変えることで解読が不可能とされた。この映画は、そのエニグマから打ち出される暗号の解読に成功した天才数学者アラン・チューリング(Alan・M・Turing)の半生を描きたした物語だ。おそらく今でいうアスペルガー症候群の特徴と思われるチューリングのエピソードなどもユーモアたっぷりに描かれていて、重たいテーマにも拘らず途中何度か大笑いしてしまう作品だった。当初はレオナルド・ディカプリオの主演で製作されるという話だったそうだ。オリジナルのチューリングに骨格が似ている。それがなぜか途中から製作会社が変わったことで、主役がイングランド出身の俳優ベネディクト・カンバーバッチになった。何となく堺雅人がチラついてしまう面差しが印象的な俳優だ。登場人物はそれほど多くないが、キャステ...この感想を読む