救命戦士ナノセイバーのあらすじ・作品解説
「救命戦士ナノセイバー」は1997~1998年にNHK教育テレビ「天才てれびくん」内で放送されたアニメ作品。 同じく天才てれびくん内で放送されたアニメ作品「恐竜惑星」「ジーンダイバー」とあわせた「バーチャル3部作」の最後の作品となる。 体内に投入したナノマシンとVR(仮想世界)を併用して、医学治療を行う技術が実用化した22世紀。 それらの技術を使って医療行為を行うナノセイバーの活躍を描いた物語である。小学生向け作品ではあるが現実の脳とコンピュータをシンクロさせた仮想世界やセキュリティ問題、ナノマシンによる微小外科手術、そして銀河の相転移まで登場するハードなSFテーマを扱った作品でもある。 なお本作は1997年に起こったポケモンショック騒動の影響により再放送が自粛されていたが、1999年のコミックマーケットなどにおいてファンによる署名活動が行われた結果、2004年にDVDが発売された(ただし映像表現ガイドラインに基づく修正が全話加えられている)。