ぼのぼのの感想一覧
アニメ「ぼのぼの」についての感想が4件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
アニメと原作
いがらしみきお原作のアニメ化。原作は未読で、聞いた話によれば哲学的でシュールなところが強いそうだが、アニメは子供向けにするためか哲学的な部分を多少残しつつもギャグ色が強い。洞窟で迷子になった時に大量に出現して踊る「しまっちゃうおじさん」はギャグというか、どちらかというとトラウマ物だが……。さて、ぼのぼのにはこのアニメの他に原作者が製作のほとんどに携わった劇場版アニメがあって、そちらを見る機会があったのだが雰囲気は丸っきり違っていた。深く考えずにただぼけっと見ることができ時々「深いこと言うな~」と思ったこのアニメに対し、劇場版は独特の静寂があってアニメよりも哲学的でぼけっとは見れなかった。ギャグ色を強くしたこのアニメは結果的に成功だったかは正直分からない。ただ原作の雰囲気を聞いた感じでは、原作ファンはあまり寄りつかなかっただろうなとは思った。原作ファンは、原作の世界観を壊されることを嫌う...この感想を読む
ほのぼの
ぼのぼの。この作品は癒し系統の中でもトップに入るくらいの癒し系アニメ作品ではないでしょうか?見てるとぼのぼのではなく、ほのぼのしますw基本的に出てくるキャラクターは全て動物でメインとなる動物は主人公ぼのぼの(ラッコ)アライグマくん(そのまんまアライグマ)シマリスくん(そのまんまシマリス)の三匹が話の軸となって色々なドタバタギャグ物語が繰り広げられます。この作品を見てるとなんだか童心に帰れるような話が多く自然とまったり出来ますよ。個人的な好きな所はぼのぼののすぐに苦しみ焦りだす可愛いしぐさ(笑)そしてEDの曲が非常に良い。ぼのぼのに実にマッチしています。『たまには近道をしたい。ダメかしら?苦労はしないでのんびり過ごしたい』って所の歌詞の部分とかw
子どもに見せたいアニメ
この作品はシュール ほのぼの 哲学がつまったのほほん系アニメです。ラッコのぼのぼのシマリスくんとアライグマくんこの3人の何気ない日常の中にたくさんの何で?がつまっています。ふとした疑問をストレートにつぶやくぼのぼのは哲学ともいえるほど誰もが気にすることを言うのです。そんなぼのぼのに共感出来る人は少なくないと思います。また、この作品は音楽も非常にいいです。EDテーマの近道したいは簡単な言葉の中に深い意味がこめられています。自分が特に好きなフレーズは「常識なんて誰かが決めたこと」確かにって思えませんか?たまには近道(楽)をしたっていいじゃないって気持ちにさせてくれるので子どもに見せたいアニメNo.1です。
癒される!
癒し系で哲学的なアニメ。元は漫画。アザラシ(ラッコかも)のぼのぼのを中心に繰り広げられる物語。いぢめる?が口癖のしまりすくん、いじめっこのあらいぐまくん。うんこばっかりするクズリ、いい声のスナドリネコさん。キャラクターみんな個性的で、いい人ばかり。根がいい人しかいないアニメなので、みていて心地いい。ぼのぼのの、ひとつひとつの動作が遅い感じがとてもかわいい。一話一話のテーマも哲学的。ぼーっとみることもできるけど、深く考えながら見ることもできる。声優の声も、まったりした声が多くて癒される。萌えアニメとかもいいけれど、やはり、こういうアニメも必要。