地獄甲子園のあらすじ・作品解説
「地獄甲子園」は、漫☆画太郎が月刊少年ジャンプで1996年から1997年まで掲載した作品であり、2009年に漫画家デビュー20周年企画としてアニメDVDが発売された。絵柄は原作に忠実なものになっているが、全3巻の原作を45分程度に収めており、大胆な構成をとっている。 物語の内容は、夏の甲子園を目指す星道高校野球部選手たちの物語である。星道のチビで野球もてんで駄目な玉拾い一年生キャラ「メガネ」は、魔球「スーパートルネード波」を繰りだすことができる転校生の「野球十兵衛」に出会い、予選一回戦相手の極悪非道のラフプレーを得意とする外道高校と闘うこととなる。外道高校は名前の通り外道な手で星道の選手たちを殺害していき、少年誌と思えないほど残酷なストーリーが展開される。また、物語は野球の話のはずなのに、喧嘩や野球で死人がでて、スポーツとは関係ない話もでてくる。わけがわからないストーリーも多々あるが、ギャグアニメとしてみれば面白い内容満載である。
