愛情イッポン!のあらすじ・作品解説
「愛情イッポン!」は2004年7～9月の間、全10回にわたって日本テレビ系列で放送されたテレビドラマである。柔道を題材とした作品で、アテネオリンピックと時期を合わせて放送された。金メダルを獲得した谷亮子選手がオリンピック終了後にゲスト出演もしている。 町で柔道教室を営む父・夏八木正平（中村正俊）は道場の子ども達には優しい先生だが、娘・巴（松浦亜弥）に対しては何かと口うるさい頑固親父。幼い頃に母親を亡くしている巴は家事をすべて1人でこなし、何かと忙しいため普通の高校生らしい”青春”を楽しめずにいた。そんな2人は衝突してばかりで、昔は熱心に柔道に取り組んでいた巴も今では道着に袖を通すこともなく父も柔道も嫌っていた。父から離れるため、大学進学を機に1人暮らしを計画していた巴だったが、正平が暴力事件を起こし警察に捕まってしまう。 柔道教室は閉鎖寸前、自身も窮地に追い込まれた中で巴はようやく父への思いに気付く･･･。父と娘、不器用ながらも心を通わしていく様子を描いたハートフルドラマである。
