大岡越前 第4部のあらすじ・作品解説
「大岡越前 第4部」は、1970年から1999年にかけて、TBS系列で放映されていた「大岡越前」全15部のうち第4部にあたり、1974年10月7日から1975年3月24日まで放映されており、全25話で構成されているドラマである。 主役の大岡越前を加藤剛、妻の雪絵を宇津宮雅代、猿の三次を松山英太郎、すっとびの辰三を高橋元太郎が演じている。榊原伊織を演じる竹脇無我は、これまでレギュラー出演をしていたが、同時期に放映された「鞍馬天狗」の主演とスケジュールが重なったため、長崎へ留学中という設定となり、本部では第20話のみの登場となっている。 また、大坂志郎演じる村上源次郎に再婚話が出て、本山可久子演じる美乃を後添えにもらうという展開になる。それから、猿の三次が船宿を始めこととなり、江波杏子演じるお葉という元女盗賊が密偵活動の仲間に加わることとなる。なお、志村喬演じる小石川養生所の海野呑舟と、土田早苗演じる千春は、この第4部が最後の出演となっている。