必殺仕事人のあらすじ・作品解説
必殺仕事人はABCで1979年5月18日から1981年1月30日にかけて放送されたテレビ時代劇である。必殺シリーズの15作目であり、必殺仕事人シリーズの第1作目でもある。話数は全84話と、シリーズの中では最も多い。 前作である「翔べ!必殺うらごろし」の視聴率がふるわなかったことから、必殺シリーズの決定版として作られた作品であり、これまでのシリーズにも何度も登場してきた藤田まこと演じる中村主水が主人公を務めた。また、その後のシリーズに何度も出演することになる三田村邦彦演じる飾り職人の秀と、鮎川いずみ演じる加代が初めて登場した。特に飾り職人の秀は若い女性ファンから人気を博した。 中村鴈治郎演じる元締めの鹿蔵の元で、仕事人たちが弱き者の晴らせぬ恨みを晴らすために悪人たちを次々と始末していくというストーリーが描かれた。ただし、中村鴈治郎は途中で降板している。 主題歌には金沢明子が歌う「浜千鳥情話」が使用された。