とある魔術の禁書目録[インデックス]の感想一覧
アニメ「とある魔術の禁書目録[インデックス]」についての感想が5件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
魔術と科学
魔術とは魔術や魔法といった能力はよく創作物のネタとして扱われますがそれぞれの作品ごとにその定義は異なりその作者ごとのイメージや理想に基づいて物語の重要なテーマとなってきます。そういった面から魔法についての作品はネタに尽きることが無く、創造性が無限にあり、理想や夢といったことを求めて描かれる漫画や小説には良きテーマとなり、作者ごとの表現や描写があり、読者ごとに理解や解釈がある為、読者の数だけの意見があり、互いに意見交換する題材としては最も適していて答えの無い、永遠のテーマであると思います。本作では学園都市といった科学の街で魔術、オカルトの分野について描かれていて魔術と科学は全くの別物であり、敵対し合っているとの設定とありますがまた、別作品では魔法と科学は密接な関係があり、性質は似通っているとの述べている作品もあります。そんな作品では魔法とは物事の結果に対して過程を省略し、因果を無視せ、結...この感想を読む
ファンタジーが好きな人にも、かわいい女の子が好きな人にもおすすめの作品です。
近未来もののファンタジー作品です。主人公の上条当麻は科学の発展した学園都市に通う、ごく普通の平凡な、「ちょっと不幸な」高校生。そんな彼がある日「禁書目録」を名乗るシスターに出会い、学園の闇と魔術の世界に巻き込まれていく物語。登場人物はやや女性キャラが多めで、「不幸だ」「不幸だ」っていうわりにラッキースケベが多いです(笑)いわゆるライトノベルのハーレムものと構造は同じなんですが、科学・魔術両方にかなり造詣が深い作品になっているんじゃないでしょうか。この作品を観ていて、空想科学と黒魔術に随分詳しくなりました。ファンタジーが好きな人にも、かわいい女の子が好きな人にもおすすめの作品です。
科学と魔術が交差ァ?
キャッチコピーは「科学と魔術が交差するとき、物語は始まる――!!」出だしから、いきなりコメディ展開!?と思いきや、シリアスなOPへ一転。魔術なんてタイトルがついているから、全てファンタジーかと思いきや、主人公は普通の少年。世界観はちょっと科学が進化しているようなので、キャッチコピー通り、科学と魔術が交差する話です。私はインデックスのスピンオフ作品「とある科学の超電磁砲」から見たのですでに「御坂美琴」についてはある程度知っていたのですが、インデックス版・・・というか原作?では短気度が増してる気がしますね(笑)ステイル=マグヌスは意味深なことを言っていたが、本当にインデックスの宿敵なのか・・・?そして、インデックスの記憶がない理由は・・・?ファンタジーが苦手な私でも楽しめる内容だと思います。
王道的なアクションアニメ
このアニメは学園都市という街が舞台です。個性豊かなキャラクター達がさまざまな能力を使い仲間と協力して事件を解決していく物語です。個人的にアクション系のアニメは好きなのでこのアニメはとても気に入りました。基本的に主人公が敵をたおしていくという王道的なヒーロー物の展開というのもポイントです。最初からいろいろな専門用語的な難しい言葉が多数出てきたりするので初めは難しいなと思っていたんですが一度わかってしまえば白熱のアクションシーンやヒロインと主人公のハプニングシーンなどとても楽しめるものだと思います。話の終わり方も続きを気にならせるような感じなので一度見たら最後まで楽しめると思います。
キャラクターがいい
深夜アニメでなければもっと賞賛を浴びていたんではないかと思うこの作品。少年漫画みたいな内容です。バトルは熱いですし、何より内容が深くてシリアスな面は凄くシリアスです。ヒロイン達が悲しい運命を背負っているのですが、登場人物たちがみんな必死に立ち向かっていこうとしているのを見て胸を打たれます。強大な敵も戦いの後には味方になったりと少年漫画のような展開がありますがwそこも安心して見れる理由のうちの一つです。作画の面でもそうですがいつも作品としてのクオリティを維持してくれ、ちょっと辛いシーンでもグロテスクな表現を控えてくれている印象です。深夜アニメで大人の視聴者が多いと思いますが、中学生、高校生の方も楽しめると思います。この一巻で微妙かなと思われた方も、この後も話はどんどん展開していくので挫折せずに是非見て頂きたいです!