新・事件 ドクター・ストップのあらすじ・作品解説
新・事件 ドクター・ストップは、1982年9月12日から1982年10月10日までNHKの「ドラマ人間模様」枠で放送された日本のテレビドラマである。 この作品は、大岡昇平の推理小説「事件」を原案としているが、そこに登場する菊地大三郎弁護士というキャラクターのみを使った早坂暁脚本のオリジナル作品である。この「事件」は、NHKの「ドラマ人間模様」枠でシリーズ化されているが、一番初めのシリーズのみが大岡昇平の作品で他は全てオリジナル作品である。 松田優作演じる離島の青年医師・相沢清二が起こした看護婦殺人未遂事件の弁護を頼まれた若山富三郎演じる菊地大三郎は、裁判が進むに連れて相沢に関する衝撃的な事実を突き止めることになっていくといった法廷ドラマである。次々に表れる青年医師相沢の隠された秘密に、事件は意外な結末へと向かっていく。 ドラマは、安楽死をテーマにした人間の命の重さといった問題が描かれた。 また、このドラマのDVDが全2枚で販売されている。
