立花登 青春手控えのあらすじ/作品解説

立花登 青春手控えのあらすじ・作品解説

「立花登 青春手控え」は1982年4月14日から1982年9月29日までNHKで毎週水曜日20:00から20:50に放送されていた時代劇である。原作は藤沢修平の「獄医立花登手控え」であり、第四巻まで出ている。 医者の道を志す二十歳の青年立花登（中井貴一）は、尊敬している町医者の叔父の玄庵（高松英郎）を頼って秋田から江戸にやってくる。そこで見た叔父は叔母（中原ひとみ）の尻にしかれていた。登は玄庵のつてで小伝馬町の牢医者として勤めるようになる。登は岡っ引きの藤吉親分（地井武男）らとともに獄舎に持ち込まれるさまざまな事件に関わり、謎をときあかしていく。そこで世の中の下層で暮らす人々の苦しい生活を目の当たりにし、精神的にも成長していく。従妹ちえ（宮崎美子）との恋模様もまじえながら、物語は進行する。一話完結の青春時代劇である。 2006年、NHKエンタープライズから「立花登 青春手控え 選集」としてDVD-BOXが発売された。

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