隠密剣士突っ走れ!のあらすじ・作品解説
隠密剣士突っ走れ!は、TBS系列で毎週日曜日に放送された日本のテレビ時代劇ドラマである。「隠密剣士」シリーズは、大瀬康一主演の忍者ブームの火付け役ともなった人気シリーズ作品であるが、この「隠密剣士突っ走れ!」は後に荻島真一を主演に製作されたリメイク版「新隠密剣士」の続編となる作品である。 脚本は小林利雄、福原博である。 荻島真一演じる主人公で剣士の松平信太郎は、天津敏演じる本多上野介配下の伊賀忍者・赤目の幻幽斉と戦い見事に勝利した後も、諸国を旅していた。しかし、そんな信太郎の前に、新たな敵が現れる。それは、江戸の町を破壊して日本を手中に収めようとしている悪党・暗闇一党であった。暗闇一党の強力な兵器や忍術を使う刺客たちが信太郎を襲うが、牧冬吉演じる伊賀の抜け忍・賀夜猿や旅で知りあった人たちと力を合わせ倒していく。そしてついに因縁深い黒幕との決戦となる。 この作品は、時代劇の中に特撮を取り入れた新境地の特撮時代劇というものを確立させた記念すべき作品である。