中学生日記のあらすじ・作品解説
中学生日記は、1972/04/09~2012/03/16まで放送したNHK名古屋放送局制作の教育ドラマである。 名古屋を舞台に思春期真っ盛りの中学生たちの悩みや校内暴力・非行・不登校・性の問題・体罰・校則・いじめ・自殺・ネット依存などの社会問題にも鋭く切り込んでいることが知られている他、公募の上オーディションに合格した現役中学生たちが生徒役を演じており、元出演者の俳優も多い。 放送開始から終了まで半世紀以上の間に1500本以上を製作した世界的に類例のないドラマでもある。ドラマ制作では、出演する生徒たちにアンケート調査や個別取材をしたり、実際の教職員や大学教授への取材を行うことでリアリティーさを追求していた。 1962年に放送された「中学生次郎」を前身とし、主に1940年代後半に生まれたベビーブーマー世代の受験生を持つ母親向けの内容であった。 その後、1972年になると子供向けへと変化しはじめ、題名も高校生時代、われら高校生、中学生群像などと変更され、1972年に「中学生日記」に固定された。