水戸黄門漫遊記のあらすじ/作品解説

水戸黄門漫遊記のあらすじ・作品解説

水戸黄門漫遊記は、KR（TBS）にて1957/03/05～1957/10/29まで放送された全33話の時代劇ドラマである。 江戸時代に実在した水戸藩藩主・徳川光圀をモデルにした歌舞伎や講談などで古くから親しまれている物語をドラマ化したもので、主人公・水戸黄門を十朱久雄が演じている。 数多く作られた水戸黄門作品の中では、日本テレビが1954/6/15～12/27まで放送した「エノケンの水戸黄門漫遊記」に続くドラマ化2作品目となる。水戸黄門に欠かせない助さん（佐々木助三郎）、角さん（渥美格之進）の2人は明治時代の講談以降に固定されている。 生類憐れみの令から「犬公方」と呼ばれていた第5代将軍・徳川綱吉の時代、隠居した光圀は助さん格さんを連れて諸国漫遊の旅に出ることを決意する。 全国各地を巡り、悪政を敷く代官や権力を傘にきて暴利を貪る役人を懲らしめていく。また、終盤に入ると印籠を掲げ、悪人たちをひれ伏せさせる。

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