懐かしい!
前作の始まりと同じ
前作の全てが始まった"時空の歪み"に今回の主人公が引き込まれてしまう。前作とても可愛らしかったオット星人の赤ちゃんルゥくんがとても成長し、シッターペットのワンニャの子供がシッターペットをしている設定に思わず、すごく時間の経過を感じることが出来て良かった。
キャラクター
ルゥくんは、彼方のキャラクターの様に少しクールな印象を受けました。みうは、母親であるみゆ譲りな性格と見た目で掛け合いなどが懐かしく思えました。前作では、彼方の家にみゆが居候する。という設定で彼方のクラスメイトや親友のサンタと過ごしているが、この作品では、宇宙人のルゥの友達ももちろん宇宙人で、ロボットも一緒に色んな星を旅している所も前作の赤ん坊を育てる中学生の未知の世界を、2人力を合わせ乗り越えた。と言う設定に似せているけど、宇宙を旅する、という設定は少し入り辛くて共感などは前作に比べると薄かった。
再開
長く旅して、ようやく地球へと到着。「ぱぱ!まま!」と扉を開けるとお味噌汁の味で喧嘩する、彼方とみう。私は2人の掛け合いが大好きで、「やっと出てきたー!!」とすごく嬉しかったです(笑)中学生の頃よりは少し大人びていますが、中身はそのまま(笑)なにより彼方、もうちょっと好きって気持ちを表に出して...(笑)と甘い展開を期待したけど、これが"だぁ!だぁ!だぁ!"だよな。と懐かしい気持ちになりました。お風呂でルゥくんだと知った彼方とみうは、すんなりお泊まりを許可。久しぶりに息子に会えて、嬉し泣きする姿にはウルっと来るものがありました。
この作品の目指したもの
前作はNHKのアニメ放送もされていて、家族愛がテーマとなっていました。もちろん、今回もそのテーマは残っていたと思います。この作品の作者様である"かわむらみかさん"はらんま1/2などの作者様"高橋留美子さん"に憧れ、漫画家さんになられているのでキャラクターのツンデレ感や、動物が登場する、少しコメディちっくな掛け合い、などが似ているかなー。と思います。私自身も高橋留美子さんの作品が大好きなので。共感する部分もあり、だぁ!だぁ!だぁ!には少し思い入れが強く昔の作品ですが、今でもこの話好きだったな。と思い出すシーンや、このキャラクター好きだな。と思うキャラも沢山います。このドタバタ感、読み出したら止まりません(笑)高橋留美子さんの作品と似てる部分など探しながら読んでも面白いかもしれません。
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