なかなか出会えない良作
ドロケイ
1話から事件が面白い(作品として。)1話目は強盗事件の起こった現場で二人がはじめて出会うのだがその作中萩尾が「金庫と死体が余計だ!」と言うのが印象的でどんどん作品に引き込まれる。中だるみすること無く最後まで一気見できる良作だった!榮倉奈々と高橋克実のコンビが回を追うごとに良いコンビになっていく、回を追うごとにどんどん面白くなっていった!榮倉奈々の天然な演技も可愛いし高橋克実のベテランだけど足が遅かったり役も全て完璧じゃ無いところが尚更良かった。ドラマを見終わったあとも後味が良いと言うか、最後まで見て損しない作品だと思う。私は損しなかった(笑)
榮倉奈々と高橋克実の演技
特別イケメンな若手俳優やアイドルとかが出ているわけじゃないから若い人の目にはなかなか止まらないのかもしれないけど、この2人がダブル主演の為声も聞き取りやすいし、演技も上手くて他のところが気になったりして内容が頭に入ってこないってことが無く見やすい。設定もよくある捜査一課ではなく3課で泥棒専門って言う所も興味を引いたし面白かった。若干1話~2話にかけてテンポが緩やかな所はあったけれど、3話以降にはそんな事も無くテンポよく話が進んで特に7話あたりから次の話がどんどん気になりだして見るのを途中で辞められなくなっていく(笑)アクションが派手なものでも無く、すごくハラハラするって訳でもないがその分内容が凝ってるなぁ…と思った。
泉谷しげるの回が心打たれた
9話に泉谷しげる演じる役が若者に利用されて窃盗する所は、ほんとは利用されてる事に気づいていたのにわざと利用されてる気がして何だか心が痛かった。分かっていながら利用されている時の哀しい感じがセリフが無くとも観ている側に伝わってきて流石だなぁと思った。観ていて途中から若者の方にイライラしたりも若干したけど(笑)でも最後は綺麗にまとまって若者も根っからの悪いヤツじゃ無いってわかってほんとに感動した。感動するといってもお涙ちょうだい系じゃないのが良い、確証はどの話も最後はスッキリとした終わり方で胸糞悪い!!って終わったり、なんかモヤモヤするような終わり方の回が無いから見てて嫌な気分にならない。個人的に謎解きのある刑事ドラマや探偵ドラマが好きなので確証はぴったりハマって良かった。謎解きの仕方も泥棒のことは泥棒に聞くっていう所も何だか斬新な気がした。ほんとに泥棒がこうなのかはわからないけれど、縄張りがあったり大事にしてる儀式があったりそういうのがドラマで見れて面白かった。
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