【クローバー】豪華俳優陣勢揃いな青春ヤンキードラマ
バイオレンス度高めな青春ドラマ
出演俳優は、イケメン俳優の賀来賢人や三浦貴大や鈴之助、そして劇団EXILEの青柳翔など!
ヒロインには旬の女優有村架純と豪華なキャストが勢揃いの中、バイオレンスで激しい喧嘩シーンが多数盛り込まれています。
喧嘩シーンの多い青春ドラマってよく見かけますが、その類いかと思いながら見ると予想を遥かに裏切られます。ひたすら喧嘩していて、血まみれになったり死にそうな程殴られていたりするので、苦手な人は見れないかもしれないですね。
トモキ、ハヤト、ケンジの幼なじみの友情×喧嘩
3人の友情がどれだけ強いか、ということを喧嘩を通して再確認するという男臭い内容にどれだけの人が共感できるのかと疑問に思います。
公開が2012年と、割と最近ですがこんな男臭い高校生いるんですか!?というくらい男臭く友情に熱い内容でした。
特にハヤトは誰よりも友情に熱く、命をかけて喧嘩をしている一生懸命さや純粋さが周りに影響していく様が分かりやすく伝わります。
喧嘩シーンには特に力を入れているのか、しっかりと殴り合っていることが分かる画でした。殴られている人物の顔の動きだったり、表情の細かい変化だったり、いかにも演技で明らかに当たっていない拳ではなくリアルな喧嘩の様子なので、見ているこちらが痛々しくなってしまいました。(笑)
ヒロインの恋の行方は誰に・・・?
ユイちゃん(有村架純)と、トモキ・ハヤトの間で三角関係になっていましたが、最後まで煮え切らない内容でその後が気になりました。
真面目で優しいトモキと、喧嘩が強くて男らしいハヤトの対極的な2人にユイちゃんはどちらとも良い感じの雰囲気でしたが、友情メインのストーリーで恋愛要素はおまけ程度にしかないためか最後まで特に関係性が変化することがなかったのは個人的に残念でした。
高橋ヒロシのクローズと近い内容かと思って見てましたが、恋愛要素が少し入ってしまったことによって、友情と恋愛どっち付かずな内容で感動が少し薄れてしまいました。
しかも、ヒロインが有村架純と豪華なキャスティングにも関わらず、なんともったいない内容だったのか・・・と心残りがある内容でした。
最後のシーン
最終話の最後のシーン、先輩である一太のシーンで終わるが果たしてその意味は・・・?
一太は、トモキ達の高校の先輩でありバイク屋の跡取りでもあり一番まともそうな、個人的には一番気になる人物でした。
元々ヤンキーで喧嘩ばっかりしていた一太は真面目に働いて親孝行していたので、喧嘩はもう卒業したのかなと思いきや、最後に自ら喧嘩に向かっていったので予想を裏切られました。
高校卒業までは、喧嘩は暫く終わらないのだと物語っているようでした。
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