異次元空間にあるひ突然放り出されたネットカフェ。
今ある日常に思わず感謝せざるを得ないドラマであることは確かでした。
知らない世界にある日たまたま入ったネットカフェがそれごと異次元に飛ばされてしまう。
幸いとりあえずはネットカフェなので食べる物や飲み物はある。仲間もいる。けれど、ここは一体どこなのかわからない。
実際自分がそんな状況に置かれたら怖くてたまらない。元の日常に戻りたいですよね。
けれどそんな主人公の願いもかなうことなく。新たにたどり着いてしまった違う世界に最初は恐る恐るネットカフェの入り口から抜け出しては周りを探検しまじめます。
そもそももともとが小さな空間を好む内向的な人ばかりですから、そとに出て様子を伺うというのはかなり勇気がいっただろうなぁと感じました。
これはある意味サバイバルですよね。ただ普通のサバイバルは日本のどことことかどこの山か森かがわかっている。けれどここは空気があるのか?そもそも地球なのか?という人間の理解を超えた恐ろしさを感じます。
そして人が多く集まるとそれぞれの思惑が生じてあちこちにトラブルが。
これを見ながら自分ならどう立ち回るだろうかというのを主人公の目線で楽しませてもらいました。
まぁ決してハッピーエンドではなかったように思えたのですが、SFらしい作品ではありましたね。
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