かわいいねこちゃんに元気を貰いました。 - ねこタクシーの感想

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ねこタクシー

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映像
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脚本
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キャスト
3.00
音楽
1.50
演出
3.00
感想数
1
観た人
1

かわいいねこちゃんに元気を貰いました。

3.03.0
映像
3.0
脚本
3.0
キャスト
3.0
音楽
1.5
演出
3.0

ねこ好きな私が「かわいいねこちゃんを観たい!」という期待と共に観た映画「ねこタクシー」。

教師の道から外れ、家族を養っていくために向いていないタクシー運転手を続けているカンニング竹山さんこと、お父さん。

映画の福次的なテーマとして「仕事や家庭の問題」を絡めてくるあたり、時代背景を反映させた映画だなと感じました。仕事がうまくいかず、家族から疎まれているお父さんたちだったら特にこの作品に共感できるのかなと思いました。

昨今の動物ブームからか、最近では特にねこを主題とした作品が多いですね。「ねこの恩返し」はねこが人間のように実際に動き、話し、登場人物として物語の中で役割を果たしていきます。それに対して、本作品は主役のねこである「ねこがみ様」はほとんどお昼寝をしていました。ただ映像の中にねこが出てくるだけで(ねこがお昼寝をしているだけで)、私のようなねこ好きの人間がこの作品を観てみようという気になるのだから、ねこの力は偉大だ!と思います。

この作品を通じて、非言語メッセージの偉大さを痛感しました。ねこには言語を操る力がありませんが、人間と同じように周りの人間の感情を察知して何かを伝えようとする行動を取る傾向があると考えられます。ねこがみ様はお父さんが頑張れるように寄り添い続け、応援をしていてくれました。人間の態度や言葉に傷つきやすい人が多いこの時代だからこそ、非言語メッセージで会話をしてくれる動物の魅力に人間は惹かれていくのではないかと感じています。

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