漫画中級者による「BE BLUES!!」批評
個人的に少し前からハマっているサッカー漫画。
この漫画のいい所は
- 試合のテンポがよく引き込まれる
- 主人公である一条龍のアイデア
- 主人公に降りかかる苦難に対してめげずに一つの夢に対して真摯に追い求め続ける姿。
だと思う。
基本的にこの漫画の試合はそんなに長くない。一つ一つのゲームに意味を持たせつつ、うまくいると思う。
長くなくてもちゃんと読み応えはあるし、次が気になる展開である。
その気になる展開を打破するのが、主人公である一条龍のアイデアである。
読者の中にはこのプレーは予想通りだと思いながら読んでいる方もいると思うが、この主人公の売りの一つなのである。
実際私も「そう来るか」と関心する場面がいくつかあった。
そんな主人公の他の特徴に努力家な所がある。交通事故や親の転勤と日本代表をあきらめてもおかしくない状況でも前を向き続ける姿は思わず応援したくなる。
まだまだこの作品のいい所はあるのだが、一つ頑張って欲しいところがあるとすれば、中途半端な恋愛要素。
恋愛要素がいらないとか嫌いとかではないのだが、いらない所に急に入れて来たりするといらないと思ってしまう。(優人)
ヒロインも少し多いかなって感じ。
恋愛をもっと頑張るのもありだけど、その時は今よりももっとうまく描けていたらもっともっと作品になると思う。
サッカー初心者でも読みやすいと思うからもっと有名になればいいな。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)