ファンタジスタのイメージが強すぎて
草場さんのマンガは学生時代にファンタジスタを読んでおり、今回もサッカーを題材としたマンガであったので、ふと手にしたのがきっかけで読み始めました。
ファンタジスタを読んだときも思ったのですが、とりあえず展開が早いなと言う印象です。特にこのLOST MANは各国を転々とするのですが、その土地土地の個性的なキャラクターがいながらも、問題を解決してしまうとあっさりと他国に移動し、また新たなキャラクターが登場と言う流れになっています。
おそらくイギリス編である程度長くマンガを書いてくださるのだと思いますし、期待はしているんですが、わりとブラジル編が気に入っていたので、どうせ描くならそちらも長いことストーリーを作ってほしかったなと思います。
もしかすると今後ブラジルや他国で出会ったキャラクターとの再会もあるのかもしれませんが、もっともっと関係性を作ったところを見てみたかったなと思います。
もうひとつ気になるのは主人公がどのポジションもこなせる万能の選手である点です。(記憶喪失な所は特に気にしません)キャプテン翼ほど現実離れしているとは思いませんが、やはり攻撃か守備など、どちらが得意かなどは固定してほしかったなと思いました。
結局どこかでファンタジスタと比較してしまっている自分がいることは確かです。
でも結局なぜか読み続けてしまうのです。
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