ヤンクミがかっこ良すぎます。
漫画で知っていたのでドラマになると聞いて凄く興味がわきました。第一話からかかさず見ないといられないくらい面白いです。今ではシリーズがいっぱい出ていますが、私は一番初めの「ごくせん」が一番好きです。学生の役をしている人たちもイケメンばかり。松本潤が大好きな私にとっては最高のキャスティングです。先生に対して信用がなくなった生徒達の心に希望を持たせてくれるヤンクミ。最初は生徒達にいじめられますが、だんだんと生徒達に必要とされる先生になっていきます。生徒がヤンクミを認め始めると、皆ヤンクミの事が大好きになっていくので、イケメン生徒達に相手にされないながらも生徒達からの愛があって、先生と生徒の間でこんな風になれるのって良いなと感じるシーンが多くなってきます。毎回、事件が起こる前のヤンクミと生徒たちのやりとりには胸キュンがつきものです。現代は本当に危険な事がいっぱいで、高校生をターゲットにして騙そうと待ち構えている人もいます。そういう物事から助けてくれる人や気づいてくれる人はどれぐらいいるでしょうか…そんな中必ず助けてくれるのがヤンクミ。ヤンクミは家がヤクザ一家という事もあって、後継ぎとされている女性なので凄く喧嘩が強いです。生徒のピンチには必ず駆けつけて眼鏡にふたつぐくりという一見地味な姿も生徒の為に戦うとなれば、眼鏡を外して髪止めを外して啖呵を切ります。そのシーンでのヤンクミの言葉がごもっともで見てるこっちまで大変すっきりします。私は毎回録画していたのですが、ヤンクミが戦うシーンは何十回と巻き戻して見ていました。本当にカッコイイです。そうしてヤンクミに守ってもらった生徒達は自分の行動も改めるようになっていくのですが、その時の生徒の心境もまた見どころです。クライマックスはヤンクミが生徒達を守る為に理不尽な条件をのんで学校を去ろうとします。生徒全員がヤンクミを追いかけて教室を飛び出していって、ヤンクミが去って行くのを止めようとするのですが、生徒達の言葉に対しヤンクミは突き放すように思ってもいない事を生徒達に言います。涙を必死にこらえながら…あのシーンはヤンクミの気持ちも生徒達の気持ちも言葉の裏にかくされている気持ちも全てが伝わってきて、私は涙が止まりませんでした。凄く印象的です。最終的にはヤンクミは学校を辞めないで済みます。生徒達の熱い思いがそうさせたのです。ヤンクミや生徒たちの事を一番やっかい扱いしていた教頭の最後の行動も感動しました。ヤンクミは冷めた気持ちで教師をしている人達の心をも動かしていくのです。こんな熱狂的教師がいたら凄く安心できるし毎日学校が楽しいだろうなと感じました。
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