オカルトのあらすじ・作品解説
監督/脚本/撮影/編集/出演が「ノロイ」「カルト」「ある優しき殺人者」の白石晃士という、2008年に公開された日本のフェイク・ドキュメンタリー映画。通り魔殺人、ネットカフェ難民、派遣労働などの社会問題を織り込みつつ、最底辺で生きる若者をリアルに描く佳作である。 海辺のとある名勝地で3年前に起こった通り魔殺人事件。女性2名が死亡、男性1名が重傷を負い、犯人は直後に犯行場所近くの断崖から飛び降り自殺を図るが、遺体は発見されず行方不明というその事件を”突き動かされるように”取材し始める映画監督の白石晃士。事件の目撃者を追ううち、現場で目撃された謎の飛行物体などの不可思議な事実が判明、事件の被害者であり、生存者の江野と言う男にインタビュー取材を申し込むが、事件に巻き込まれたのは”神のお導き”と語る彼の身体には、奇妙な文様が刻まれ…。 出演は宇野祥平、野村たかし、東美伽、吉行由実、近藤公園、篠原友希子、高槻彰、鈴木卓爾、渡辺ペコ、黒沢清など。楽曲提供/中原昌也「Hair Stylistes」
