ゴシカの感想一覧
映画「ゴシカ」についての感想が6件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
最後までわからない!
私的に、すっごい面白い作品でした。 よくお話がひねってあって、大どんでん返しがあるんだけど、わかりやすいありきたりではなく、 「え~っ!」って感じで驚いたし、なんか本当ショックでビックリでした・・・。 霊が出てくる演出も、「わ~っ!」って感じではなく、ゾワゾワきて静かな中に本当の恐怖があり、すごく怖かったです。 その霊退治でチャンチャンかと思っていたら、まさかの裏の裏をかかれ、最後はまあビックリしたけど、無事解決できてよかったです。 夢落ちとかじゃなく、ちゃんと最後までストーリーがよく考えられていて面白かった。 ただ、こんなことってあるの?ってちょっとなんかある意味怖かったです。 やはり、霊より何より、一番怖いのは人間ですね。 本当に面白いので、ホラー&サスペンスが好きな人はぜひとも観てみてください!
『シャッター』とも違う新しいホラー
レイプされたあげくに殺された女性の霊が旦那を死に至らしめるというオチがあり、妻が主人公となってストーリー展開していく点は『シャッター』と同様です。ただし、本作では主人公が乗り移られてしまい「旦那殺しの犯人」にされてしまう点で異なります。両作品とも「霊をみたけど信じてもらえない」というおなじみの展開により、女主人公へ感情移入させていきます。そして少しずつ周りが本当にそうなんじゃないかと気づき始め、最後はやっと救われます。こんな目にあわされちゃう女性がかわいそう。旦那のできごころが、妻を色んな形で苦しめてしまう。男性はこれをみて肝に銘じないと。
怖かった
個人的に面白かったですがね。あまり期待せずに見たけど、わりと楽しめたよ。でも、なんで主人公をあそこまで傷つけないといけなかったのかわからないなあ。あそこまでやれるなら、直接本人をいたぶればいいのにね。ホラーというより、超常現象を味付けにしたサスペンスと言った方がぴったりの映画。物語は陳腐なほど単純ですが、迫力ある映像に圧倒され、単純なワリには怖かったです。雰囲気作りがすごく上手いと思いました。あーゆー体験っていうのは、自分でしてみないと、信じれないもんだしね。ペネロペがハルベリーが夫殺しの容疑をかけられて、精神病棟にはいってから言ったセリフは、そうだよねえ~とうなずいてしまうものだった。
NOT ALONE
ゴシカを観たのはレンタルだったのですけれど、実は最初、借りたいと思っていた映画と勘違いして手に取ったのがきっかけでした。結局観終わるまで勘違いしていた事には気付かなかったのですけど、これはこれで、良い映画であったと思います。内容は、アメリカンホラーにしてはかなり大人しい演出の、どちらかというと和製ホラーに近い見せ方だったのがとても印象的でした。サスペンス要素もかなり強い作品で、心霊的な導きによって謎を少しずつ解いていくストーリー仕立ては当時割と新鮮に感じました。しかし全体的にやや強引な展開は、よい設定だと思っただけに残念にも思いましたね。露出は少ないですが、ハル・ベリーのむっちりボディを堪能できただけ良しとしたのは私だけではないはずです。
お話はおどろおどろしく、ハルべリーはプリンプリン
2003年公開のアメリカ映画、監督はフランス人のマシュー・カソビッツ。ホラーヒットメーカーのホラー映画専門プロダクション“ダーク・キャッスル”主演はハル・ベリー、共演にペネロペ・クルス。刑務所の精神病院で働く精神科医師ミランダ(ハル・ベリー)が夫ダグラス(チャールズ・S・ダットン)を殺した容疑で逮捕される。彼女には当時の記憶がまったく無い。舞台はどっちに入っても救われない刑務所内の精神病院。夫殺しの容疑をかけられた、自分が犯人だとしても、犯人が他に居たとしても、どっちに転んでも悲しい事件の真実を探し求めるホラー・ミステリー。これはベッピンさんが堪能できると言う点でも、見るべき映画だ。ハルベリーは実にかわいらしい、これで気立ても良いというダブルで彼女は世界から見つめられている。
洋画だけど、日本的なじめじめした怖さのある作品
刑務所の精神病棟に勤務しているハル・ベリー演じる主人公が、ある日仕事帰りに道端に佇む少女に合う。しかし、その少女はどこかおかしい。そして、その少女から発せられた炎で自分が燃える・・・!と思ったら目を覚ます。夢?となるが、その場所は、自分の勤務しているはずの精神病棟の個室のなか。どういうこと?聞いてみると、夫を殺したとして、そこに入れられたと。そんな記憶はないのになぜ?あの少女は?というストーリー。もちろん、抗議するのですが、精神的に問題があるとみなされ誰も相手にしてくれない。再び主人公の前に姿を表す少女の恐怖。緊迫したシーンが多く、見入ってしまいます。洋画でこのような演出は珍しい、どこか日本的な演出の作品です。