荒神のあらすじ・作品解説
2002年に公開された日本の時代劇・アクション映画。 「VERSUS ヴァーサス」「ミッドナイト・ミート・トレイン」の北村龍平監督と「20世紀少年」「トリック」の堤幸彦監督の”DUEL”をテーマにしたコラボレート作品で、”60分作品””閉鎖空間”などが条件となった。北村監督は本作で男同士の対決を、堤監督は女性同士の対決を描いた「2LDK」を発表。撮影期間は1週間で、美術は「GOEMON」の林田裕至と「オペレッタ狸御殿」の安宅紀史。 豪雨の中、深山の古寺にたどり着いた瀕死の侍2人。女人の出迎えに2人は意識を失い、目覚めると連れがおらず、見知らぬ男が「山中には天狗が出るので、夜明けまで飲み明かそう」と酒を勧めてくる。が、寺の内装は異国のようで出迎えた男女も妖しく、敵か味方か判らないが…。 侍を「眉山 -びざん-」「GOEMON」の大沢たかお、荒神を「荒ぶる魂たち」「新宿インシデント」の加藤雅也が演じ、アクションシーンも美しく充実している。女人を「スカイハイ 劇場版」の魚谷佳苗が演じている。
