スリープレスのあらすじ・作品解説
「サスペリア」「フェノミナ」のダリオ・アルジェント監督の原点回帰ともいえる、2001年に公開されたイタリアのサスペンス映画。音楽をアルジェント監督作ではおなじみのゴブリンが担当している。 1983年にイタリアのトリノで、若い母親が惨殺される事件が発生。モレッティ警部は目撃者で被害者の息子ジャコモに犯人を必ず捕まえると約束する。が、容疑者とされた小人の作家の自殺で”小人殺人事件”と呼ばれ終ったかに見えた。 17年後、娼婦が客の忘れ物に”小人殺人事件”のファイルがあったのを不審に思い、警察に届けようとして殺害される。それを皮切りに再び殺人事件が続き、青年ジャコモは、引退していたモレッティと共に事件を追うが…。 モレッティを「エクソシスト」「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」のマックス・フォン・シドー、ジャコモ(青年)を「暗い日曜日」のステファノ・ディオニジ、彼の幼なじみグロリアを「マイ・プライベート・アイダホ」のキアラ・カゼッリ、ロレンツォをロベルト・ジベッティが演じている。
