大東京トイボックスのあらすじ・作品解説
大東京トイボックスは、うめによってコミックバーズにて連載された漫画である。本作は、2005年から2006年にモーニングにて連載された東京トイボックスの続編にあたる物語で、2006年から2013年にかけて連載され、単行本は全10巻が発刊された。 舞台は秋葉原にある小さなゲーム製作会社・スタジオG3。一見華やかに見えるゲーム業界の表舞台と、それとは打ってかわって地道な努力と忍耐の連続であるゲーム製作現場を描いた作品である。 「表現規制」をテーマに、天川太陽らスタジオG3メンバーの夢と現実、そしてコンプレックスを描いた熱い物語は高い人気を呼び、2012年の漫画大賞にノミネートされ、見事2位を獲得した。 また本作は東京トイボックスに続きTVドラマ化され、人気お笑い芸人オリエンタルラジオの中田敦彦が何度も番組で紹介するなど、話題となった。 なお、大東京トイボックスは続編の位置付けではあるが、本作だけを読んでも楽しめる構成となっている。