少林寺のあらすじ・作品解説
中国武術で名高い少林寺を舞台とした1982年公開の中国・香港製作のカンフー・アクション映画。拳法のチャンピオンが多数出演したスタント無しの武術は圧倒的で、日本を含めアジアで大ヒット、少林寺ブームのきっかけとなった。続編は「少林寺2」「阿羅漢」。監督は「少林寺2」も手掛けたチャン・シン・イエン。 隋朝末期の中国。暴君王将軍によって父親を殺されたシュウ・ホウ(小虎)は、瀕死の重傷を負いながらも逃げ延び、少林寺の僧によって保護される。寺の武術の師範である心優しいタン師父やその娘らの看護で体力を取り戻し、やがて僧たちの勇ましい武術修行を知り、仏門に入るが…。 主役のシュウ・ホウ(小虎)を中国武術大会総合優勝5回の記録を持つリー・リンチェイ(ジェット・リー)が演じデビュー作となった。蟷螂拳のタン師父役ユエ・ハイ、南拳のフー・チャン・チェンは次回作「少林寺2」など、王将軍役ユー・チェンフイは「阿羅漢」他数々の武術映画に出演している。他に師父の娘パイをディン・ナン、李世民をワン・クァン・チュアンなど。
