アルタード・ステーツ/未知への挑戦の評価
アルタード・ステーツ/未知への挑戦についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
アルタード・ステーツ/未知への挑戦の感想
最後の20分でB級になる
結構奇抜なことをするケン・ラッセル監督の「アルタード・ステーツ~未知への挑戦」です。話は神を信じられなくない、マッドサイエンティストの大学教授が人間の意識の始まりまで退化していこうとする話です。まぁ、1979年の作品なので思いっきり当時のカウンターカルチャーの影響を受けています。アイソエーションタンクは実在しますし、SFとしては中々面白いテーマです。薬物で変性意識状態になろおうというのは、シャーマニズムではよくある話ですね。テーマはいいのですが、SFとしては三流でした。ホラーとしても三流以下ではないでしょうか。映画の結論や途中の猿になるシーンとか奇才とか言われてるけど、外連なだけで、キューブリックとか本物ではないなと感じました。色々面白かったのに最後の20分で残念になりました。