真・異種格闘大戦のあらすじ・作品解説
真・異種格闘大戦は、2004年から漫画アクションで連載された相原コージの漫画である。途中でWeb漫画アクションというネット上で漫画を読める配信サイトに移動し、2011年まで連載が続けられた。全10巻が出版されている。 ストーリーは、人間を含む動物界を代表する16種の動物たちが動物界最強を目指しトーナメントを戦い抜くというもの。実在する動物たちのそれぞれの特徴を生かした戦い方が見られることが特徴で、クズリンであればとてつもない食欲が武器となり、死ぬ直前まで敵を食うことに執着し続ける姿が描かれている。また、実際の動物の能力だけではなく、柔道を修めたゴリラのように漫画ならではの動物も登場するが、最後は動物の本能を生かして戦っている。 試合と試合の間にはそれぞれの動物のエピソードが描かれ、動物たちがなぜ戦いに挑んでいくのかというテーマも描かれている。また、作者の過去の作品である勝手にシロクマからのゲストキャラクターも登場し、物語を盛り上げている。