四十九日のレシピのあらすじ・作品解説
ドラマ「四十九日のレシピ」は2011年2月15日から2011年3月8日 にNHKで放送されたテレビドラマである。全４回。 母・乙美が亡くなり落ち込む良平のもとに井本という二十歳少女が現れる。井本は「乙美が死んだら四十九日のあいだ家事をお願いされた」と話す。井本は乙美が生前ボランティアとして活動していた「リボンハウス」と更生施設のに行っていた。離婚を機に田舎へ帰って来た娘の百合子と日系ブラジル人の青年ハルミも加わり、4人での奇妙な同居生活がスタートする。 大切な人を無くした家族が四十九日のあいだに、生きることのつらさを乗り越え再生していくストーリーである。キャッチコピーは「わたしがいなくなっても、あなたが明日を生きていけるように。大切な人を無くしたひとつの家族が、再生に向かうまでの四十九日間」で、小説・ドラマと同じキャッチコピーが使われている。担当プロデューサーである後藤がこのキャッチコピーに心惹かれたことから、NHKでのドラマ化が実現された。
