伝七捕物帳のあらすじ・作品解説
伝七捕物帳は、NTVにて1973/10/02～1973/10/02まで放送された全12話の時代劇ドラマで、主人公・黒門町の伝七を中村梅之助が演じている。 横溝正史や城昌幸などの作家が参加した「捕物作家クラブ」の合同企画を元に、京都新聞に掲載された時代小説を原作としており、人情や勧善懲悪が物語の中心である。 NTV系列では、翌年の1974～1977年までも続編が放送されており、これらも含めると全160話に達する。また、1979年にはテレビ朝日系列で全30話が放送され、いずれも当時遠山の金さん役で人気を博した中村梅之助が主演を務めている。そのため、伝七とその罪を放免する遠山の金さんの役を一人二役で演じている。 元々罪人であった伝七は、その器量と気っ風の良さや正木流免許皆伝の腕前を持つことから、奉行に放免され岡っ引きをしていた。 奉行に直接雇われた伝七は庶民を守るため、江戸に巣食う悪人たちを追求しいくのである。
