沖縄オバァ烈伝のあらすじ・作品解説
沖縄オバァ烈伝は、YTVが制作し2005/10/05～12/22まで毎週水曜日に放送された全12回のテレビドラマである。 2000年に発表された同名タイトルの単行本を原作としており、常夏の沖縄を舞台に自分勝手で突拍子もない行動を取るのに、なぜか周囲に愛されるカマドオバァと翻弄される周囲の姿を描いている。 ゆっくりと時間が流れる常夏の島・沖縄、観光客だけでなく島の人達も淡々と時間流れを感じて生活していた。 80歳を越えようかという金城カマド（山田力也）が縁側でのんびりお茶を楽しんでいると携帯電話が鳴り出した。電話に出たカマドは用事ができたのか家を出て行く。 交通量の多い国道の傍らに立ち、道路の先を見渡しながらカマドは何かを待っている。遠くに白いバンを認めたカマドはその前をゆうゆうと歩き出した。 車が急停車し「オバァ、ここは国道！」と注意するドライバーに「いいところに止まった」「ありがとうね」と言いつつ車に乗り込み「レッチュゴー」と言う。ドライバーはカマドに説教しながらも乗せて走るのである。
