さそりのあらすじ・作品解説
さそりは、BS-i(BS-TBS)にて毎週土曜日に放送されていた日本のテレビドラマである。 原作は、篠原とおるの同名タイトル人気漫画。この原作は、「女囚さそりシリーズ」として梶芽衣子主演で映画化されて人気となり、その後も梶芽衣子主演でシリーズ化された。また、他にも、多岐川裕美や夏樹陽子などが主演したリメイク版映画もたくさん作られている。このドラマは、そんな人気作品の初のテレビドラマ化であった。 脚本は、「人にやさしく」などのドラマで知られるいずみ吉紘。監督は薗田賢次、古厩智之、鈴木浩介の3人。 この作品は、殺された両親の復讐に燃える水橋貴己演じる主人公の松島ナミが、刑務所を脱獄して犯人を追い詰めていく姿を描いた作品である。このドラマでは、原作や過去の映画などとは違い、ナミは凶器ではなく優れた頭脳を使って自分の敵となる者を破滅に追い込んでいく。また、このドラマは、両親を殺した真犯人を追うといった謎解きがメインとなっている。