おおきく振りかぶっての感想一覧
アニメ「おおきく振りかぶって」についての感想が5件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
結果に納得できるスポーツアニメ
スポーツもの2つの方向性スポーツものの作品には大きく分けて2つの方向性がある。常勝チームを描くかそうでないかである。つまり、「ドカベン」や「キャプテン翼」のように常に優勝を狙うチームを描くものと、「キャプテン」や「がんばれ!キッカーズ」のように弱小チームがだんだんと強くなっていく様子を描くものに分けられる。後者のパターンの場合、弱小チームに一人技術とやる気を持ち合わせた主人公が加入して、チームワークの大切さや強くなることへの願望をチームメイトとぶつかったり友情をはぐくんだりしながら思いを強めていき、だんだんと力をつけていく、というストーリーが特徴である。本作もこちらのパターンではあるが、趣はかなり違っている。 メンタルトレーニングと心理戦その一つがメンタルトレーニングの活用である。スポーツに必要なホルモンを日頃の生活の中で意識して出すことで、反射的にホルモンを出す体にして効率よく練習し...この感想を読む
野球がしたくなる
自信なくて自分の気持ち伝えるの得意じゃないみはしがみんなとチームになって練習したり試合するようになってだんだん考え方が伝わったらり、周りにみんなが逆にみはしを理解したりしていい関係築けていってるなって思う。野球に対する思いの強さが伝わってくる。野球がどれだけ大変か、ケガしたらできなくなったり、安静にしないといけなかったり部活だから引退もあったり、諦めそうになったり青春って感じだった。みはしに対するみんなのフォローがすごい!ちょっと変化したらこうかもって考えて、みはしをやる気にさせたり、元気付けてる。たじまは、本当スターだなってくらい明るいし前向きだし、みんなのやる気引き出すし、性格が最高。あべが途中で考えを少しかえたり、あべは部員の性格よく理解して発言してるなって思った。はないをそれで動かしたりしてすごい!あべの策略にならない人はいなさそう。みはしの、ビビりはすごいけど、野球やってると...この感想を読む
夏に見るならこれ。
これはいいアニメだった!原作道理忠実で、声優陣にも違和感がありませんでした。アニメにしてよかったのは、戦っている最中実際の甲子園のようなブラバンの音楽がなるところ。聞いているだけで少年野球のきらきらした雰囲気を味わえるアニメです。気の弱いピッチャーの三橋廉だけれど、仲間に支えられて、仲間と一緒に成長していく話。三橋は気が弱かったけど絶対にマウンドだけは降りないという頑固者。よっぽど野球がすきなんだなぁ。それから三橋のおどおどした感じがたまにかわいらしいです。心理戦もこの作品の見どころです。野球に興味がなくても見ていると野球に絶対興味が持てます。
ちょっと変ったピッチャーの野球漫画
このアニメを見て、思わず原作全部購入しちゃいました。通常の野球漫画というと、ピッチャーは努力タイプにしろ天才タイプにしろ、いかにも「主人公的な性格」というものが多いのですが、このアニメの主人公は違います。うじうじ、くどくど…こんな野球漫画ピッチャーは、珍しいのでは。バッテリーを組むキャッチャーが、うざいと何度も切れそうになりつつも、そんな二人の友情が高まっていくやり取りや、前向きに明るい周囲の楽しそうな練習風景、若くて美人だけど剛力万能な女コーチと魅力的なキャラクターでいっぱいです。登場人物が多いので、最初名前が覚えられなかったのですが、アニメで声がついて動いていると、原作の魅力がさらにいきいきとして、不思議に覚えられるものなのですね。
賛否分かれる(?!)高校野球ストーリー
高校野球をテーマにしたアニメで、原作はアフタヌーンで今も連載中です。硬式野球部創立二年目で、一年生部員10人にマネージャーと監督と顧問の先生が一人ずつ。すべてが初めてづくしの実質一年目野球部の毎日をつづった作品です。ですが、しかし、女性の監督さんは素手(しかも片手)で甘夏ミカンをぶっ潰せるような迫力も体力もたっぷりな監督さんだったりするし、初心者が一人だったりするし、主人公が体育会系の部活だとあまり見ることの無さそうな気弱で泣き虫でコミュ障。副主人公が中学時代の先輩が俺様だったせいで、俺様嫌いで負けん気の強い硬式経験者。夏の大会までにどこまで進化できるのかというところ。正直リアル高校野球経験者さんから見たら引いてしまうところも多々あるかもしれませんので、ご注意を。