必殺仕事人V風雲竜虎編のあらすじ・作品解説
必殺仕事人V風雲竜虎編はABCで1987年3月13日から1987年7月31日にかけて放送されたテレビ時代劇であり、必殺シリーズの28作目にあたる作品である。必殺仕事人シリーズとしては5作目、中村主水が登場するシリーズとしては第14作目にあたる。 藤田まこと演じる主人公の中村主水らが新たな仕事人チームを結成し、悪人を葬って依頼人の晴らせぬ恨みを晴らすというストーリーである。中村主水の他に村上弘明演じる鍛冶屋の政とかとうかずこ演じるお玉は前作の「必殺仕事人V旋風編」から引き続き登場している。また、新たな仕事人として三浦友和演じるかげろうの影太郎が登場した。主水らに仕事を斡旋する役割として桂朝丸演じる絵馬坊主の蝶丸が登場しており、そのため仕事人が依頼人から直接仕事を頼まれることが無いのが特徴である。 主題歌には前作から引き続き川中美幸の「愛は別離」が使われた。本作で必殺仕事人シリーズは一旦終了することとなった。