翔べ!必殺うらごろしのあらすじ/作品解説

翔べ!必殺うらごろしのあらすじ・作品解説

翔べ!必殺うらごろしはABCで1978年12月8日から1979年5月11日にかけて放送されたテレビ時代劇で、必殺シリーズの第14作目にあたる。 中村敦夫演じる主人公の「先生」らが旅をしながら死者の恨みを晴らすために悪人を成敗するというストーリーが描かれた。当時はオカルトブームであり、行者である先生が「死者の声」を聞くなどの超人的な能力を持っていたり、毎回怪奇現象が起こるといった部分にその影響が見て取れる。また、従来の必殺シリーズとは異なり、依頼人から金を受け取るシーンが無いのも特徴である。しかし、これらの要素は従来のシリーズのファンには受け入れられず、視聴率はふるわなかった。 劇中で殺しを行う3人は全員が名前ではなくあだ名で呼ばれているのも特徴で、和田アキ子演じる「若」や市原悦子演じる「おばさん」による殺しのシーンはそのインパクトの強さから語り草となっている。 和田アキ子は主題歌の「愛して」も歌っている。

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