秘密のあらすじ・作品解説
秘密は、1975年3月31日から1975年4月21日にかけてNETテレビ（現・テレビ朝日）の「ポーラ名作劇場」枠にて放送された日本のテレビドラマである。ポーラ劇場は、TBSテレビの「ポーラテレビ小説」枠と同様に、ポーラ化粧品本舗（現・ポーラ）が1社提供していたドラマ枠であった。 原作は、「週刊わかもの」に連載していた早乙女勝元の同名タイトル小説。この小説は、このドラマ以外にも家城巳代治監督によって映画化され、またNHKの「テレビ劇場」枠でドラマ化されている。 脚本は深沢一夫、演出は八橋卓である。 この作品は、下町を舞台にやむなく犯罪を犯してしまった青年と、それを目撃していた少女との愛と、その少女に支えられていく中で良心の呵責や後悔などを感じていく青年の姿を描いた作品である。このドラマの犯罪を犯してしまう青年を火野正平、犯罪を目撃していた少女を高橋洋子が演じた。また、他の出演者には松山省二、加藤道子、津山登志子、小倉一郎などの俳優陣がいる。
