必殺必中仕事屋稼業のあらすじ・作品解説
必殺必中仕事屋稼業はABCで1975年1月4日から1975年6月27日にかけて放送されたテレビ時代劇で、必殺シリーズの第5作目にあたる。「必殺仕置人」以来久しぶりにタイトルに「必殺」という言葉が使われた。なお、中村主水が登場しないシリーズとしては2015年時点では最後の2クール放送された作品である。 主人公ら仕事屋が人知れず悪を葬るというストーリーで、「必殺仕掛人」にも出演していた緒形拳が主人公の知らぬ顔の半兵衛を演じている。半兵衛と林隆三演じる侍くずれの政吉は大の博打好きという設定のため、劇中にも毎回賭博場が登場し、博打がストーリーに大きく関わるエピソードもある。サブタイトルにも毎回「勝負」という言葉が入っている。ナレーションは「暗闇仕留人」で中村主水を演じた藤田まことが担当した。また、仕事屋の元締めである嶋屋おせいを草笛光子が演じている。 主題歌には小沢深雪が歌う「さすらいの唄」が使用された。