この醜くも美しい世界のあらすじ・作品解説
「この醜くも美しい世界」は2004年4月~6月にBS-i(現BS-TBS)にて放送されたテレビアニメであり、後に白泉社『ヤングアニマル』において漫画化もされた作品である。 親元を離れ、バイク便のアルバイトをしながら下宿で暮らす高校生の竹本タケルは単調で退屈な毎日に辟易としていた。そんなある日のバイト帰り、タケルは親友のリョウと共に不可思議な光を目撃し、それを追って林へ入ると光を放つ不思議な繭を発見する。その光の中から1人の少女が現れると、驚いたことに彼女はタケルの思い描く理想の女性そのままの姿であった。謎の少女はヒカリと名乗りタケルは少女を保護するが、その直後巨大な怪物が現れ、彼らに襲い掛かる。窮地に陥ったタケルの身体には尋常ではない変化が現れる。 アニメーション制作会社ガイナックスの20周年記念作品の第一弾となった作品であり、声優は同社制作のアニメ「まほろまてぃっく」でレギュラーを務めた声優たちが多く出演している。