かつてニコニコで大流行したニンジャスレイヤー！！ - ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨンの感想

ネットで大反響！ニコニコブーム起こる！！！

ニンジャスレイヤーは勘違い外国人の原作者である二人の外国人が作った作品であり、日本人にとってはアニメ化される前からネタ的ではあった。しかし、アニメ会社であるTRIGGERは逆にそこに目を付け、更に深くネタ的要素を加えたのがこの「ニンジャスレイヤーフロムアニメーション」なのだ！そして更にネタとして輝くようニコニコで取り上げた結果、大勢の視聴者があまりに奇想天外な発想の勘違い忍者というものに笑かされ大ブームが起こったのである。この一人じゃ中々ツッコミずらいシュールギャグアニメにとって、コメントが流れるニコニコは面白さを倍増するスパイスと言ってもいい。ニコニコに限らずこのアニメを見る時は、周りの反応を見るためにまとめサイトの実況を経由しながら視聴するのも面白さを倍増させる方法なのかもしれない。

外国人は不満！？日本人と外国人の反応が真逆な訳

この作品はアニメランキング、総合ランキングで毎日トップ１０に入る程に熱狂的なファンが多数いた。しかし、その一方で外国人はこのアニメに対して期待を抱いていただけに不満の声が多かったのだ。その理由はあまりにも酷い低予算な作画にある。本来このニンジャスレイヤーの低予算作画はニコニコ視聴者に対してわざと崩したのだったが、リアルを好む外国人にとってこのやり方はとても逆効果で、海外の反応では不評を喰らってしまう。これは任天堂のアニメチックなゲームを好む日本人と、FPSなどのリアルなゲームを好む外国人の差なのだろうか。なんにせよこれから視聴を試みる人達は真剣にこの作品を見るのではなく軽い気持ちで見た方が良いだろう。はっきり言ってこの作品はシュールな「ギャグアニメ」なのである。

恐るべきパワーワード！「アイエーーー！ニンジャナンデ！？」

ニコニコの視聴者がいなければ話題にすらならなかったといえるこの作品であるが、彼らに最も気に入られたのが何と言ってもパワーワードである！まずニンジャスレイヤーが敵と戦う時に言う台詞「ドーモニンジャスレイヤーデス」。忍者にとっては挨拶は基本なのである、それを返さなければ失礼に値するのだ。敵も忍者の身であるため律儀ではあるが挨拶は返さなければならない「ドーモニンジャスレイヤーさん、○○です」。他にも敵を倒したニンジャスレイヤーが「古事記を読め、○○さん」など、日本を深く勉強した外国人が、忍者の常識を作品を通して表現している事に対し、視聴者は爆笑なのである。この作品にとってのパワーワードは日常茶飯事であり、それがこの作品を盛り上げた原因とも言えるだろう。